onewanのメモ帳

数式が書きたくて始めたブログ。twitter IDは @onewan

素数の因数分解

先日、第20回 日曜数学会(2021年1月24日)で「素数の因数分解」と題して発表させて頂きました。 The decomposition of a prime number 素数の因数分解 from wagyan www.slideshare.net この発表は、一年前の第17回 日曜数学会で発表した「3の素因数分解」…

素因数分解ビンゴ

素因数分解ビンゴのLINE botです。 以下のQRコードをキャプチャして、QRを利用したLINEの友達追加で選んでください。 素因数分解ビンゴ 使い方は3つだけ ①スタンプを送る: ビンゴカードを生成 ②f以外の文字を送る: 重複を含んで100以下の3つの素数の積を返す…

サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」

この記事は、「日曜数学Advent Calendar 2020」の11日目の記事です。 adventar.org 昨日10日目の記事はtriprodさんの「アイゼンシュタインによる平方剰余相互法則の証明について」でした。 mathlog.info はじめに 表題のとおり、サイモン・シン(Simon Singh…

非正則素数祭

非正則素数祭 非正則素数歳になったので、非正則素数祭を始めます。 いえーい。 さて、非正則素数とは何かから復習していきましょう。 非正則素数の定義 非正則素数について、引用文献[1]の8.11 円分体の整数環の中に説明がありました。 [1]のp293を引用させ…

数学デイズ 大阪編 ~ラマヌジャンの数式~ に記載した証明の修正

昨年「数学デイズ 大阪編」に寄稿させて頂いた "ラマヌジャンの数式"の証明の一部が間違っていた事に気付いたので、正誤表を書こうと思っていたのですが、1年近く経ってしまいました。 最近blogも書いていなかったので、ここに正誤表を記します。 ページ 訂…

統計検定で学ぶ線形代数

この記事は、「日曜数学Advent Calendar 2019」の15日目の記事です。 adventar.org 昨日14日目の記事は龍孫江さんの「あるUFD上の形式冪級数環について」でした。 blog.livedoor.jp 本文 今年は、11月に受けた統計検定1級の問題を紹介してみようかと思いま…

マスパーティ開催報告

2019年10月19日、20日に30時間半ぶっとおしの数学イベント、マスパーティが開催され、スタッフとして参加しました。 mathparty.localinfo.jp スタッフ打上げだん。tsujimotterさん「帰ってブログを書くまでがマスパーティです!」ということで、久しぶりにブ…

東大松尾研のDeep Learning基礎講座 最終発表会

去年の10月から受講していた表題の講座の最終発表会(Deep Learning Day)が開催されました。 発表の方法は3種類で、我々チーム3はポスター発表を行いました。 口頭発表(先生方が採点) 格ゲーAIを学習させてトーナメント ポスター発表(参加の投票) ポスター発…

37の倍数判定

最近、素因数分解ビンゴが流行っているので、37の倍数判定を紹介します。 以下、数字は全て整数とします。 なるべく、小学生でも分かるように書いてみます。 主張1 数字を1の位から3桁ずつ区切って、それらを足した合計が37の倍数であれば、元の数字は37の倍…

ロマンティック数学ナイトプライム in 京都

3/17にロマンティック数学ナイトプライム in 京都で発表した資料を貼ります。 趣味数学のすすめ Encouragement of hobby of mathematics from wagyan www.slideshare.net 今回は、大阪と東京で開催されている趣味数学のイベントを紹介させて頂きました。参加…

ローレンツ方程式(Lorenz Equation)をプロットしてみた 〜パート2〜

動画もプロットして見たので見てね。 ローレンツ方程式の動画をPythonで描いてみた。gifだと54MBになったけど、mp4は6MBで済んだ。#Python #animation #LorenzEquation pic.twitter.com/4vkQdm9KA8— onewan (わんわん) (@ONEWAN) February 12, 2019 コードは…

ローレンツ方程式(Lorenz Equation)をプロットしてみた

昨日の夕方に呟いたとおり、Pythonでローレンツ方程式を描いてみた。 LorenzEquation ローレンツ方程式は、大気の変動モデルを研究していたLorenzが1963年に彼の論文で示したもので、三次元にプロットすると上図のように蝶の形になる。 これが、ストレンジア…

日曜数学の歩き方 (日曜数学 Advent Calendar2018)

はじめに 本論 自己紹介と背景 課題 解決方法 数学イベント 日曜数学会 数学デー 数学カフェ MathPower ロマンティック数学ナイト ロマンティック数学ナイトPRIME 関西すうがく徒のつどい 関西日曜数学友の会 数学系ゲーム 素数大富豪 ゴドマチ、ゴドマチWeb…

東大松尾研のDeep Learning基礎講座 #01

先日、twitterでもつぶやいておりましたが、表題の講座に参加しております。 deeplearning.jp はじめに 松尾研は、基礎研究だけでなく、AIの人材育成、社会実装にも力を入れている。 この授業で大事にしている3つの柱は以下のとおり。 1つ目の柱 Computer …

素数大富豪の並び替え

先日は、札幌で素数大富豪研究会に参加しました。 幹事の方々の準備が万全で、研究会の冊子も充実したものになっておりました。 次回の開催も決定したということで、喜ばしい限りです。 さて、研究会で話を聞いているうちに、素数大富豪の並び替えを行うWeb…

素数大富豪 ほぼ最大の合成数

昨日、今日と博物ふぇすてぃばるに参加して、素数大富豪の考案者である関真一朗氏の講演を聞き、素数大富豪をプレイしてきました。 関さんは本当に素数愛に溢れた方です。足し算しかしらない子供にも懇切丁寧に素数大富豪の遊び方を説明されていました。あの…

競技プログラミングに手を出してみた (AtCoder Beginners Selections)

先日、とある集まりでAtCoderという競技プログラミングのコンテストの存在を教わった。 最近、Twitter界隈でも競プロという言葉が飛び交っていたので、言葉自体は知っていたが、実際に問題を見るとなかなか面白い。 まずはコンテストに挑戦する前に、以下の…

ルベーグ積分入門

藤田先生の『「集合と位相」をなぜ学ぶのか』で、ルベーグ積分について触れられていたので、テレンス・タオの『ルベーグ積分入門』を読み返してみた。 ルーベグ積分とは 高校などで習うリーマン積分では上手く定義しきれない対象に対する積分を、ルベーグ積…

素数大富豪3枚出し素数

前回、ミラー・ラビン素数判定法をPythonで実装して遊んでみたと書きましたが、そもそもは素数大富豪の3枚出し素数を列挙してみようと思って実装していたのでした。 結果は、以下のGitHubに上げました。コードの多重ループを増やせば、4枚出し、5枚出し、6…

ミラー・ラビン素数判定法

素数判定のアルゴリズムとして高速なミラー・ラビン素数判定法をPythonで実行してみた。 実行環境は、最近Deep Learningでお世話になっているColaboratory*1を利用してみた。 驚きの速さでした。 これは、Colaboratoryの動作環境に寄るものも大きいと思いま…

JDLA G検定 合格しました

6/16(土)に受験した日本ディープラーニング協会のジェネラリスト検定(通称、JDLA G検定)の合格通知を受け取りました。 http://www.jdla.org/news/detail/20180126001/ 試験1週間前に受験を思い立って、そこから「AI白書2017」と「人工知能は人間を超えるか」…

深層学習

Deep Learningの実装をやろうと思って、「ゼロから作るDeep Learning」を4章まで進めてみた。 久しぶりにプログラムやるから、このくらいレベルからリハビリするのが丁度良い気がする。 6月25日に自然言語編が出るので、それもやる。 https://www.amazon.co…

家庭教師時代の遺産

大学〜大学院の間に合計で5年ほど家庭教師をやっており、その頃に作成した資料が見つかったので貼ってみた。 当時はWindows環境で、 cygwin、xyzzyを使ってplatexでdvioutに変換していた。texソースはあるのだが、現在使っているMacにtex環境を構築していな…

ザギヤーの数論入門を少しずつ読んでいく際のメモ

ザギヤーの数論入門が手に入ったので、ちょっとずつ読んでいきます。 数論幾何は、もうちょっと後で手をだそうかな・・・。 (定義)ディリクレ級数 ディリクレ級数とは、以下の級数のことである。 ここで、は実数で < < を満たす。は任意の複素数、は複素数…

複素関数論に関するメモ

ちょっと複素関数の復習をしているので、自分の備忘録用にメモを残します。 数論入門を読むのに、複素関数論の正則関数、有理型関数、留数、解析接続が前提知識になるためです。 (定義)開円板 任意の整数に対して、平面上の点の-近傍を、中心がで半径がの…

黒田先生の関数解析を読む パート2(ノルム、距離、内積)

今回は、備忘録がてら定義を列挙します。ついでに、いくつか興味深い定理を書いておきます。 ”Banach空間がHilbert空間であるための必要十分条件は、ノルムに対して中線定理が成り立つことである。” なお、中線定理とは、である。 ノルムの定義 線形空間の任…

黒田先生の関数解析を読む パート1

8/20の数学カフェ予習回に向けて、黒田先生の関数解析を図書館で借りて来ました。 大学時代にひととおり勉強したけど、細かい事は忘れてしまっているので、一章からやり直そうと思います。 基本的なものだけメモを取りますので、参考になれば幸いです。 ・Ba…

29の原始根

ロマ数に出てたマスオ氏のブログ「高校数学の美しい物語」で原始根に関する話を読んで面白かったので、「青空学園」の原始根定理の初等的な証明を読んでみた。 mathtrain.jp aozoragakuen.sakura.ne.jp 青空学園では、実際に構成する事で原始根の存在を証明…

LaTexが使えると聞いて

日曜数学者さん達が、みんなHatena Blogを使っているので、何でかなあとよくよく見ると、LaTexが使えるっぽいという事が分かり、大学院を卒業して以来になるけど、LaTexで数式書いてみようかと思ってみたり。 昔、家庭教師時代にLaTexで高校生向けに積分公式…